9月の石 サファイアは慈愛・誠実・徳望 を象徴しています。
現在宝飾に使われているサファイアのほとんどは加熱処理による色調整を行ったものです。
非加熱でいっさい処理の施されていない天然のカラーを持つサファイアはとても希少なものとされています。
ブルーサファイアとピンクサファイア
美しいサファイアの青色はその色に誇りを込めてコーンフラワーブルー(矢車菊の花の色)と呼ばれています。
ルビーと同様にサファイアにもカボションカットした際、星のような光を発するスターサファイアと呼ばれるものがあります。
スタールビーの光はやさしい輝きであり、一方スターサファイアの光は、はっきりとした輝きをもっています。
サファイアとルビーはコランダムという宝石のグループに属しています。
その中で赤色をルビー、その他のカラーがサファイアと呼ばれています。
希少なカラーであるパパラチアサファイア(オレンジピンクのようなカラー)。
パパラチアとはスリランカ・シンハラ語で蓮の花の色を表す言葉。
その名の通り蓮の花のようなほのかにオレンジがかったピンクが魅力です。
もう一つの誕生石【クンツァイト】
ライラックカラーが美しいクンツァイト
別名リシア輝石と呼ばれその名前は宝石学者クンツ博士にちなんで名づけられました。
ライラックカラーのものをクンツァイト・緑のものをヒデナイト・黄色ものはトリフェーンと呼び区別しています。